-
花粉症患者にやさしい社会を作ろう!
-
私たちが取り組もうとしていること
- 花粉症患者さんに対する「思いやりマナー」啓発キャンペーンを企画しています。
具体的には、弊社が主催する企業向けの「働く人の花粉症チャレンジ」プログラムの中で、以下の活動を致します。
①プログラム参加企業へ、「職場の花粉症マナー」の3つの柱についての提案の実施
※集まった金額次第で制作物を変更いたします。(例:ポスターデータ、メール等)
※ツールをご利用いただき、是非支援者様も広く拡散をしていただけるよう、ご協力ください。
※この春の花粉症シーズンだけでなく、秋の花粉症シーズンや、来年以降のシーズンでもご利用いただけるようなものに致します。
②プログラム参加従業員(花粉症患者以外も参加しています)へ、花粉症マナーについて、コラムを通してマナーを普及
※本活動については、既に実行済みですが、活動費のご支援として活用させていただきます。
この活動を通して、以下に示すような気づきやマナーをたくさんの人に持ってほしいと考えています:
1. 換気時の思いやり、換気の工夫
COVID-19感染防止のため、換気はとても大事です。
しかしこれからの季節、窓開けは「花粉流入」も意味します。
今は感染対策が優先ですが、換気をするとき「開けてもいい?」という一言
気遣いは助かります。
また、換気の工夫もあります。例えば、換気をする際に空気清浄機を窓の近くに
置くなど。
そういったマナーや工夫をお伝えしていきます。
2. 部屋に入るとき、家に入るときの思いやり
外出から帰ってきたとき、実はその服にはたくさん花粉がついています。
払い落としてから入室する。
または、花粉がつきにくい素材の服を着たり、スプレーでコーティングしたり。
周りの人が困らない工夫の方法をお伝えしていきます。
3. 花粉症はつらい、と理解する
間違った花粉症の理解やその一言は相手を傷つけるかもしれません。
「薬飲んだら?」薬が合わず飲めない人もいます。
「最近眠そうだね。。」薬の副作用かもしれません。
薬によるものなので、その眠気は抗しがたいものがあります。
「花粉症は深刻じゃない」シーズン中、ずっとくしゃみや鼻づまり、かゆみなどに耐えるのはとても大変です。周りから安易に判断できないですね。
花粉症ではない方にも、花粉症がどんなものか、どのように辛いかをお伝えしていきます。 -
-
なぜ、このキャンペーンをしたいか?:私たちの動機について
- 私たちempheal は、健康経営をめざす会社や職域の生産性向上をお手伝いする会社です。
本年、3回目となる「働く人の花粉症チャレンジ」を実施しています。
正しい治療行動は、正しい知識から。
これを合言葉に、花粉症に悩む勤労者の皆さんが花粉症シーズンを乗り越えることを応援する企画です。
「働く人の花粉症チャレンジ」実施にあたり、様々な声を聴くことができました。
そして考えたことは、「花粉症と戦うための情報提供も大事だが、患者さんの周囲・社会に対する啓発も大切なのではないか?」ということです。
周囲の無理解、正しくない認識で、患者さんが苦しむ、ということがある、そして、「花粉症チャレンジ」とは別になにかできないか?と考えましたことが大きな動機付けです。 -
-
私たちが目指すもの
- 罹っている人には「これほど忌まわしいものはない。」
しかし罹ってない人のなかには「花粉症は深刻ではない」と考えるケースも意外とあります。
人に共感し、人を想う・・・言うは易し行うは難し。
殊に病気はそうです。
風邪はほとんどの人が経験するので、自分が今風邪ひいてなくても、相手がひいていれば「お大事に」の言葉を添えて、相手のための「気遣い行動」をとれます。
でも、「罹ったことない」病気に悩む相手への共感は少し様子が違うようです。
花粉症は典型的な例だと、私たちは考えます。
「なったことないからわからない」
「どうせわかってもらえない」
この二つの言葉が浮かんでしまう社会は、とても悲しいと思います。
花粉症に限らず、他の病気においても言えるのではないでしょうか?
「わからない-わかってもらえない」こんなギャップを少しでもなくし、病気の人に寄り添う、弱者に優しい社会を目指すきっかけになってくれたら、が私たちの願いです。 -
-
社長メッセージ
- 株式会社empheal代表取締役社長の西口です。
NTTドコモとエムスリーの合弁会社として創業して3年がたち、「健康に光をあてる」を理念として、「元気で働く人を増やし、活力ある社会をつくる」ことを目指し、日夜様々なソリューション開発に邁進しています。
病気は、本人だけの問題ではありません。
家族、職域を含む周辺にも大きな影響を及ぼします。
しかし、一方で家族・周辺のサポート・支援はその人の病気との戦いに影響を与えます。
このような考えから、「花粉症でない人たちへの啓発キャンペーン」を企図しました。
たくさんの方からのご支援を心よりお願い申し上げます。 -